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顔鍼について

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顔鍼 FACIAL ACUPUNCTURE   詳しくは、顔鍼の動画をご覧ください。

1)鍼が皮膚や身体にどのように作用するのかそのメカニズムについて

 

顔の皮膚は大きく分けて「表皮(ひょうひ)」、「真皮(しんぴ)」、「皮下組織(ひかそしき)」という3層からなっています。顔の表面から順番に表皮、真皮、皮下組織が存在します。顔へ鍼を打つことで皮膚に微小な傷を与えます。この傷を修復させる過程(自然治癒力)で、肌のハリや弾力性を保つ「コラーゲン」や「エラスチン」が生成促進されます。その結果、肌の状態が改善されると考えられています。

 

日常のストレスや疲労によって交感神経の活動が優位になりすぎていると、顔の筋肉を巡っている血管も収縮し血流が悪くなり、筋肉が緊張している状態になります。鍼を打つと交感神経の活動が抑制され、血流が良くなり筋肉が緩みます。結果的に肌トーンが上がり(血色がよくなる)、浮腫みも解消につながります。また筋肉がほぐれることにより、表情筋が自然な動きで働きやすくなるため、皮膚の負担が軽減されシワやたるみの発生を予防を期待できます。

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2)身体への効果

鍼施術により、交感神経と副交感神経の活動のバランスが調整され、結果的に生理不順、更年期障害や不眠・胃腸の不調などの他の不定愁訴の症状も改善されることが期待できます。

美容鍼の効果と顔の悩み・原因

 

しわ・たるみ

顔の筋力が低下すると、皮膚を持ち上げる事ができなくなり、顔のいたる所にたるみが生じます。頬が弛むと法令線が入り、目元が弛むと上まぶたは重くなり、目の下には目袋や大きな線が入りやすくなります。眉間のしわは筋肉の過緊張によるものが多く、疲労・ストレス・眼精疲労などが主な原因となります。施術で皮膚の代謝を高め、筋肉が動きやすい状態を作り、しわやたるみを改善、予防します。また必要に応じて顔の筋肉を鍛える簡単なエクササイズもお伝えします。

 

くすみ・くま

顔の凝りやストレスで血流が悪くなると、顔面の皮膚が栄養不良となり、くすみやくまの原因となります。また眼精疲労からもくまは生じます。施術後は“血色が良くなった”と患者様が実感されることが多くあります。また、くすみやくまができやすい人は同時に慢性の肩凝りに悩んでいる方も多く、首肩にも施術することで顔の血流を改善して皮膚の栄養状態の改善も期待できます。施術内容についてはお問い合わせください。

 

肌荒れ(ニキビや湿疹含む)

肌荒れには東洋医学的に大きく分けて2つタイプがあります。前者は血流や代謝が過剰に滞っている状態で、主な原因はストレス、またお酒や油物の過剰飲食などにより大きなニキビや湿疹が現れます。後者は栄養が不足している状態です。血流が弱いと顔の皮膚にも栄養が渡らず、皮膚の免疫力も低下してさまざまなトラブルを発症しやすくなり、あせもや湿疹の原因となります。施術ではお客様の体質に合った施術を行うことで、悩みに対応いたします。

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